メニエール病とは何ですか?症状と種類は?

メニエール病って知ってますか?

聞いたことはあるんですけど、実際にどんな症状でどんな病気なのか、全然分からなかったんですね。

気になったので調べてみました。

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メニエール病というのは、簡単に言うと、

酷いめまいに襲われるものです。

たまにめまいを経験する人もいるかと思いますが、

めまい=メニエール病かもしれないと不安になる必要はありません。

普通のめまいとメニエール病のめまいは違って、

平行感覚が全くなくなって立っていられないほど、ぐるぐると目が回ってしまいます。

メニエール病の症状は?

そんな辛い症状が数分から数時間程度続き、酷い場合は何日も症状が良くならないこともあって、

日常生活に支障をきたすようになってしまいます。

これは三半規管や運動感覚にも重要な役割がある内耳に、

水ぶくれのようなものができてしまい、神経が圧迫されることで症状が現れてきます。

他にも耳鳴りや難聴、頭痛などの症状もあります。

難聴は低音が聞き取りにくくなるケースもあれば、逆に高音が響いてしまうことで、

いろいろな物音が不快に感じて気持ち悪くなってしまうことがあります。

目がぐるぐると回ることで、乗り物酔いのような状態になって吐き気や嘔吐してしまうこともあります。

平衡感覚がおかしくなってしまうために、まっすぐ立っていられなかったり、

フワフワして身体が浮いているような感覚になるので転倒してしまう危険性もあります。

聞いたことはあっても身近でメニエール病になっているという人も、

それほど多くはないと思いますが、10万人に30人から40人程がかかっていると言われています。

30歳から50歳代の人が多く、その中でも実際に症状が軽く自覚症状がない人も多いようです。

メニエール病の種類

メニエール病にもいくつかの種類があります。

蝸牛型メニエール病
蝸牛型メニエール病の人はめまいが全く起きないというのが特徴です。

初期段階なので、この時に適切な治療をすれば完治できます。

前庭型メニエール病
診断が難しいと言われているのが前庭型メニエール病です。

めまいが繰り返し起こるのが特徴で、原因としては内リンパ水腫か、血流障害かの2つが考えられます。

両側性メニエール病
両側性メニエール病は病気を発症してから長い期間が経った人に見られるのが特徴です。

今までは異常のなかった反対側の耳に症状が現れてきます。

レルモワイエ症候群
最初は難聴や耳鳴りという症状が現れるのがレルモワイエ症候群になります。

進行していくうちに、酷いめまいに襲われるようになってしまいます。

いずれにせよ、初期段階で治療を始めればそれだけ完治するのも早くなります。

反対に放っておけば、それだけ治療は長引きます。

少しでも気になる症状があるようなら、早めにお医者さんに相談してください。